指しゃぶりと歯並びの関係…ショッキングだった「おしゃぶり訴訟事件」。

スポンサードリンク

指しゃぶりが赤ちゃんの歯並びに影響しないか?…育児情報サイトなどに、そんな書き込みを見かけることがあります。
もし、乳児や幼児の指しゃぶりが歯並びに影響するとしたら大変です。
「歯が生え揃ってから矯正治療が必要にならないかしら?」、「下手をして大人になっても矯正が続くなんて…」いろいろ不安が頭をよぎります。
この手の話題で、とてもショッキングだったのが「おしゃぶりでかみ合わせが悪くなった」として、ベビー用品メーカーのコンビが訴えられた「おしゃぶり訴訟」でしょうか。
それは2006年のことですが、おしゃぶりを長時間かつ長期間使っていた女の子が、歯並びが悪くなるだけでなくアゴが変形するほどの障害を起こし、輸入元のコンビ社を訴えた事件です。
歯並びは歯科医による矯正治療で改善したそうですが、「受け口」や舌足らずな発音などの症状が残し、完全に治すには13年間かかるという見込みで、その治療費相当額の賠償を求めました。
その事件を受け、翌2007年、母子手帳の「育児のしおり 幼児期 1歳頃」には以下の記述が追加されました。
「長時間にわたり、長い期間おしゃぶりを使用すると、歯ならびや噛みあわせが悪くなる場合があります。また、おしゃぶりをくわえていると、お母さん・お父さんが声をかけたり、赤ちゃんが声を出す機会が減り、赤ちゃんとのコミュニケーションも少なくなります。おしゃぶりは早めに卒業しましょう。また、歯ならびや、口や唇の形が心配な場合には、早めに歯科医師等の専門家に相談するようにしましょう。」

指しゃぶりは本来、赤ちゃんの自然な行為、幼児期に自然にやめれば…。

「おしゃぶりの使いすぎによる歯並び障害」ということが事件として報道されたのは事実です。
ただ、これをすぐに「指しゃぶりで歯並びが必ず悪くなる」と結びつけるのは早計かもしれません。
というのも、その問題になった事件で、女の子がのおしゃぶりの使用方法は、以下のようなものだったのです。
「生後2ヶ月ごろから1歳になるまで、1日約15時間毎日おしゃぶりを使い、さらに3歳10ヶ月で歯科医に止めるように言われるまで寝ているあいだ中、おしゃぶりをくわえさせていた」
…いかがでしょう、これと同じことを「指しゃぶり」でできるかというと、まず、無理ではないでしょうか。
もちろん「指しゃぶり」であっても、それが長時間、長期間にわたれば、乳幼児の骨は柔らかいですから変形しやすいので、歯並びへの影響は生じやすくなります。
けれど、1歳くらいまでの「指しゃぶり」は赤ちゃんにとってある意味自然な行動ですから、無理にやめさせるほどのことはないと思います。
普通は3歳くらいまでに自然にやめるものですが、そのくらいの歳になって、「やめさせる」時でも叱ってやめさせるのは避けたいものです。
別のストレスの発散法を教えてあげるとか、「指しゃぶり」の原因を考えてあげたいものです。

スポンサードリンク


スポンサードリンク

指しゃぶりが赤ちゃんの歯並びに影響?

あかちゃん(乳幼児)の指しゃぶりが歯並びになんらかの影響を?
子供になって歯がそろってから矯正治療が必要になってはたいへんです。