宮崎駿はルパン三世をはじめ多くの作品でアニメ映画界を席捲した監督。ジブリ美術館初代館長の息子・吾朗の「ゲド戦記」をめぐって宮崎駿と息子に確執が生じたとされます。それが最新作「崖の上のポニョ」でどうかわるのか??
宮崎駿はと息子・吾朗とのあいだに「ゲド戦記」をめぐってなにがおきたか?
宮崎駿は、いうまでもなく、日本を、いや世界を代表するアニメ映画監督です。
「ルパン三世」で劇場アニメ映画にデビュー。
その後、「風の谷のナウシカ」「天空の城ラピュタ」「魔女の宅急便」「紅の豚」「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」…とヒッ
ト作を連発。
海外でも高い評価を受け、dvdなども各国版がリリースされているとか。
それらのはジブリ作品というよりも、やはり、「宮崎駿の作品」というべき世界観があります。
ところで、ジブリ作品でありながら、そんな宮崎駿ワールドとすこしばかり異なったニオイを放つ作品が、「ゲド戦記」。
なぜか、この作品は、宮崎駿が監督をせず、その息子の吾朗が監督をしているのです。
もともと、「ゲド戦記」は、宮崎駿が20年も前から原作者に映画化交渉していた作品。
それがせっかく映画化できることになったのに、その監督は自分ではないという事態になるわけです。
しかも、自分が映画化交渉してきた作品の監督は、なんと、ジブリ美術館初代館長ながら映画的にはまったく素人の自分の息子。
「吾朗が中心になってやるなんていうことはありえない」
「「あいつに監督ができるわけがないだろう」
というような言葉を宮崎駿は残しています。
そして公開された「ゲド戦記」は興行ランキング的には成功。多大な利益があがったものの、作品の評判は散々。
2006年度映画の評価として、最低の評価を、5誌の映画評論雑誌からうけることとなりました。
ちなみに、「ゲド戦記」の広告に使われたキャッチコピーに次ぎのようなコピーがあります。
「父さえいなければ、生きられると思った」
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宮崎駿の最新作「崖の上のポニョ」で息子に伝えようとするもの。
宮崎駿の最新作「崖の上のポニョ」が2008年・夏に公開されます。
声優に山口智子、長島一茂、天海祐希といった豪華な陣容をそろえ、「ハウルの動く城」以来4年ぶりとなる宮崎ワールドに注目
が集まっています。
ストーリーは、宮崎駿のオリジナル作品で、「人間になりたい」と願っているポニョという名前の金魚姫(人魚姫ではない!)と
、宗介という5才の男の物語。
このストーリーを、鈴木敏夫プロデューサーは「宮崎駿版『人魚姫』のようなイメージ」といっています。
しかし、この5歳の宗介は実は、宮崎駿の息子を示しているという解釈がもっぱらのうわさになっています。
息子の作った「ゲド戦記」を見て、父・駿は、「伝えてないことがたくさんあった」と感じたのではないでしょうか。
実際、息子さんが宗介と同じ5歳だったころ、父・宮崎駿は仕事ばかりで子供との時間はそんなに多くなかったことでしょう。
最新作「崖の上のポニョ」の特徴のひとつとしてCGなども駆使した緻密な作画をやめたこと。
「アニメの原点に戻り、子どもが描いたような新しいタイプの絵で、作品作りをしている」
ということです。
これも、息子・吾朗が、緻密で美しい作画能力を持つジブリスタッフの地力に救われて作品をヒットさせたことに対するアンチテ
ーゼかもしれません。