耳鳴りは「症状あって原因なし」ともいわれる不可解な病気です。しかし、めまいや頭痛との併発や難聴への進行など、放置しておいてよいことはありません。ツボやストレス管理などの民間療法もありますが、病院の投薬治療が有効です。
耳鳴り症状の原因は?治療は?
耳鳴りとは、本当は音がしていないのに、本人にだけ「キーン」とか「ザー」などの音が聞こえるように感じる症状です。
どうして耳鳴りがするのか?
その原因や耳鳴りが発生するメカニズムについては完璧には解明されていません。
おそらく、耳から内耳、鼓膜から脳に通じている聴覚の神経経路のどこかで、実際の鼓膜の振動と関係のない神経活動があるからだと思われますが、それがどうして?ということはよくわかっていないのです。
しかしながら、耳鳴りという症状があることは現実で、そして、それに対する治療薬なども実績をだしています。
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病院でもらえる耳鳴りの治療薬。
ここで、病院でよく耳鳴りに対して処方される薬をご紹介しておきましょう。
「内耳及び中枢障害による耳鳴り」という効能効果が承認されている、いわば耳鳴り治療が目的として作られた薬が「ストミンA」という製品です。
「ニコチン酸アミド」という成分と「塩酸パパベリン」という成分が配合されており、多くの病院では、まずこれを処方されるかもしれません。
脳内などの血管を拡張し、脳内の血流量を増やす働きのある薬もあります。
薬の商品名では「アデホス」などです。
また、末梢の神経に栄養を与える薬があります。
商品名では「メチコバール」などで、ビタミンB12が有効です。
また、ビタミンEも血流用アップや循環改善のために用いられます。
薬では「ユベラニコチネート」などです。
ストレスや心因的なことが原因で耳鳴りになっている…そういう場合には、抗鬱薬や抗不安薬などが用いられることもあります。
場合によっては自律訓練法やカウンセリングなどが効果を上げるケースもあります。
「無音の静かなところで耳鳴りがすることが多い」ということから、わざと雑音を聞くことで耳鳴りを遮断するマスカー療法というのもあります。
耳鳴りによい市販薬や漢方薬。
市販薬や漢方薬などにも耳鳴りによいとされるものがあります。
「ジメイ丸」という漢方薬は、中国では「耳鳴丸」といい、「貧血性の耳鳴り、腰痛、四肢および腰の脱力感」という「効能・効果」で承認されています。
ほかにも「怜鳴」「ナリピタン」「パピナリン」などの商品名の市販薬が、「耳鳴り」によいとされています。